特殊手荷物
一、小動物運輸
(一)小動物の定義
小動物とは、旅客がお連れの家庭で飼育する犬や猫。野生動物や形体が怪奇もしくは人間を攻撃しやすい動物、例えば蛇、狼犬は対象外とする。
(二)申込時間及び方法
小動物の受託運送を希望される場合、深セン航空直属の航空券販売所にお越しいただき、或いは深セン航空の95361カスタマーホットラインに電話をかけ、航空券の予約と小動物の受託運送の申込みを行うことが必要とされる。申込成功後であれば、航空券が発行される。申込受付時間は8:00-20:00である。
(三)検疫証明
小動物の運送には、動物衛生監督所が発行した有効な『動物検疫合格証明書』が必要となる。
(四)料金基準
小動物及びその容器や食料の重量は、旅客の無料手荷物許容量に計算されず、超過手荷物として手数料を徴収させていただく。(1kgあたりエコノミークラス航空券原価の1.5%)。
(五)受託手荷物の手順
1、旅客が携帯する小動物は客室に持ち込んではならない。必ず受託手荷物の手続きを行わなければならない。
2.旅客は遅くも搭乗日の離陸時刻の120分前までに、ご自分で小動物を空港まで運送し、受託手荷物手続きを行わなければならない。
3、旅客は『深セン航空有限責任公司小動物運送告知書申請書』を閲読・記入し、確認した上で署名する(国内線と国際便両方が提供する必要がある)。
4、深セン航空は小動物価値声明を受け付けない。
(六)小動物の運送の制限と条件
1、各フライトはにつき、小動物を収納するコンテナを2個まで運送することができる
2、生後6カ月未満の小動物の場合、最大3匹を同一容器に入れて運送することができる。二匹の体重が14kg以下の場合、同一同容器に入れて運送することができる。一匹の体重が14kgを超える場合、別個の容器を使用して運送しなければならない。
3、個別に収納されたペット及びそのコンテナの合計重量(コンテナにある食料と水を含む)は32kg(含む)を超えてはならない。
特別提示: 深セン航空には、野生で飼い慣らされていない動物もしくは危険性を伴う動物の運送を拒否する権利を有する。旅客は運送する小動物に全責任を負うべきである。運送中、深セン航空の責に帰すべきではない事由で、小動物が病気、負傷、死亡した場合、深セン航空はその責任を負わない。
(七)包装に関する要求
1.小動物の破壊、逃走及び身体一部を容器から差し伸ばし、人員、荷物、貨物又は飛行機に損傷を与えることを防げる。
2.容器内の各動物が正常に立てる、動き回れる、自然状態で伏せられるだけの十分な広さが確保できる
3.容器のドア側を除く三壁の上部から3分の1の位置に換気孔を開ける。最小孔径が25mmで、孔と孔の間の中心距離は100mmである。通気孔の総面積は、少なくとも容器の四壁総面積の16%を占めなければならない。すべての開口部を、動物の鼻や足が容器から差し伸ばせないようにしなければならない。上部の板は一枚板で制作すべきである。その完全性および強度が保証される上で、全ての表面に通気孔を開けても構わない。
4、丈夫な材料で作製しなければならない。例えば、ガラス繊維、金属、硬質プラスチック(大部分の犬類の運送に適し、大型硬質プラスチック容器の場合少なくとも2つの安全閂を付ける)、溶接ネット、硬質木板とベニヤ板など。容器のドアは、側端部に設けられ、容器の側面を構成する。ドアの施錠手段として、チェーン又はヒンジ式を採用すべきである。ドアが比較的に大きない場合、ヒンジや二本もしくは三本の閂を増置し、安全を確保する必要がある。
5. 航空運送専用コンテナのご使用をお勧めする。当該コンテナは重量が軽く、耐圧である。仕様は下の画像をご参照のこと:
6.容器の部品(ナット、閂、リベット及び錠など)と固定部品は完全且つ有効でなければならない。
7.容器の底部が安定で、平面を滑らないように固定できる。車輪付き容器の場合、ホイールロック装置を備え、車輪ぼ回転阻止や取り除きが可能で、輸送中の摺動を防止しなければならない。
8、容器四壁の内面は堅固で、滑らかで、動物が引っ掻くことで或いは噛むことで容器の完全性を破壊できる突出物があるべきではない。
9. 仕分け及び積み卸しをする際に正常に運搬できるように、容器の両側に固定された取っ手或いは突出を作るべきである。
10、容器の底板は一枚の板で作られ、水漏れを防止すべきである。内部にはトレーを備え、トレーには吸水性のあて布、例えばタオル、毛布または白紙を敷き、小動物の排泄物が溢れ出し他の荷物を汚染することを防止する。毒性物質を含むもの又は藁を吸収性あて布として使用してはならない。
11.猫、犬等のペット陸生生体動物に対して、包装容器の外に布或いはネットカバーを覆い、容器の破損を備え動物の逃走を防ぐべきである。ネットカバーののため、その包装容器の外に布又は澱粉類の繊維網を付加すべきである。網カバーの網目の孔径は動物の頭が差し伸ばせない程度でなければならない。
12.飲食が必要となる動物の場合、その容器に食器、水飲み道具、または同様の設備を取り付けるべきである。食べ物を床に撒いてはならない。容器が密閉式の場合、食器および水飲み道具が容器内に配置し、外部から水を添加できるようにしなければならない。容器が密閉式でない場合、遅延に備えて食器及び水飲み道具を容器の外に取り付けても構わない。食料は、国家法律の関連規定に違反してはならない。
13.特定の病原体を含まない実験用動物の容器に関して、濾過性換気施設を使用する際に、十分な換気量を確保すべきである。
(八)下記の場合、深セン航空は小動物の運送をお断りする
1. 依頼人が小動物の航空運送のための準備を完成しない場合。未完了で、有効な動物運送証明を完備し提供できない場合、またはコンテナが運送業者の要求を満たさない場合。
2機種が小動物の運送に適さない場合。(例えば、航空機の貨物室に適宜なスペースがない)。
3.旅客は深セン航空用ペット運送条件又はコンテナに対する要求を認めず、又は『ペット運送協議書』の記入を拒否する場合。
4、国家の特定時期の特別規定に適合しない場合。(例:疫病時期)
ご注意: 各空港及び機種が小動物を受託手荷物として運送することに関する基準が異なるため、具体的には現場実際の取り扱い方法を準じる。ご疑問がある場合は、深セン航空直属の販売店又はカスタマーセンター95361にお問い合わせいただける。
二、酒種
中国国内で深セン航空の航空便ご搭乗場合、種類を機内に持ち込めないが、受託手荷物として運送できる。酒類は必ず厳密に包装され、漏れてはならない。酒類が受託手荷物として運送する場合、以下の数量規定を満たさなければならない
((1)エタノールの体積濃度が24%(含む)以下のものに関して、制限を設置しない。
((2) エタノールの体積濃度が24%-70%(70%を含む)で、小売パッケージに包装され、容器は5Lを超えない場合、1人につき5Lまで運送できる。
(3)エタノールの体積濃度が70%を超えた場合、手荷物として運送できない。
注:上記の内容は深セン航空の規定であり、各地空港が実施する保安検査基準が異なるため、事前に現地空港の保安検査を担当する部署に問い合わせることをお勧めする。
三、電動車椅子
(一)電動車椅子を受託手荷物として運送し、その重量は無料手荷物許容量に計算されない。搭乗手続きを行う最中に車椅子の使用が必要な場合、深セン航空及び保安検査業者の許可を得て、搭乗口で車椅子を受託手荷物として預けることができる。
(二) 受託手荷物として運送する電動車椅子は、危険物航空運送の関連規定に適合し、遅くも予定離陸時刻のは120分前に空港に到着しなければならない。
(三)電動車椅子を受託手荷物として運送する際に、その包装は以下の要求を満たさなければならない。
1. 漏電ブレーカー付きの電池を使用する車椅子−バッテリーがショートすることなく、車椅子に安全に取り付けられることを確実に保証する。
2.漏電ブレーカーのない電池をしようする車椅子−電池を車椅子に取り付けてはならない。保護包装と施し、ショートしないように確保する。
3.包装に「BATTERY, WET, WHEELCHAIR」(「車椅子用バッテリー、湿気」)または「BATTERY, WET, WITH MOBILITY AID」(「歩行に代わる道具用、湿気」という文字を標識し、また、「CORROSIVE」(「腐食性」)ラベルと「UPWARD」(「上」)ラベルを貼り付けるすべきである。
四、特殊手荷物料金基準
深セン航空有限責任公司特殊手荷物徴収基準 | ||||||||
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番号 | 特別荷物名称 | 無料手荷物許容量に含めるかどうか | 料金 | 制限についての説明 | ||||
国内運送個数制 | 国际、地区运输计件制 | |||||||
重量制限 | 費用標準 | |||||||
人民元 | ドル | |||||||
1 | 補助設備(手動/電動車椅子、車椅子を必要とするお客様に限る)、遺骨、折畳可能なベビーカーや揺籃(乳幼児に限る) | 含めない | -- | -- | -- | -- | 一名つき1個まで(障害のあるスポーツ選手については二台の車イスの預けが可能) | |
2 | ゴルフ用具、スキー用品/水上スキー用品(ソリ、水上スキー板含まない)ボーリング用具、自転車、ローラーブレード/スケートボード、寝袋、リュック、潜水用具、アーチェリー用具、ホッケー用具、キャンプ用具、パラシュート(パラグライダー含む)、テニス用具、登山具、つり道具、楽器、補助設備(健康な人が預ける車イスのこと)、折畳可能なベビーベッド、折畳可能なベビーカーや揺籃 | 含める | 超過する分は実際の重量にて超過料金を徴収する | 無料手荷物許容量に入れて計算できる。超過する分は「深セン航空個数制超過手荷物料金基準一覧表」に従い徴収する | ||||
3 | カヤック(カヌー)、ハンググライダー用具、そり、水上スキー板 | 含めない | ≦23KG | 2600 | 400 | 1個につき | ||
23KG<W≦32KG | 3900 | 600 | オールとカヤック(丸木舟)が一緒に梱包されている場合1個とカウントする | |||||
4 | サーフボード、サーフィン用具、ゴムボート | 含めない | ≦23KG | 2600 | 400 | 1個につき | ||
23KG<W≦32KG | 3900 | 600 | ひとり1件オールとゴムボートが一緒に梱包されている場合1個とカウントする | |||||
32KG<W≦45KG | 5200 | 800 | ||||||
5 | ポール(棒高跳び) | 含めない | 実重量に従い超過料金徴収する | 1個につき | ≦23KG | 1300 | 200 | |
1個につき | 23KG<W≦32KG | 2600 | 400 | |||||
1個につき | 32KG<W≦45KG | 3900 | 600 | |||||
6 | 槍、単独に包装されたオール、乗馬用具 | 1個につき | ≦23KG | 1300 | 200 | |||
23KG<W≦32KG | 2600 | 400 | ||||||
7 | メディア設備(計器、電気器具含む) | 1個につき | ≦23KG | 2600 | 400 | |||
23KG<W≦32KG | 3900 | 600 | ||||||
32KG<W≦45KG | 5200 | 800 | ||||||
8 | 銃 | 1個につき | ≦23KG | 1300 | 200 | |||
23KG<W≦32KG | 2600 | 400 | ||||||
9 | 銃弾 | 1個につき | ≦5KG | 1300 | 200 | 1人につき5KGまで、単独梱包であること | ||
10 | ペットの猫、犬(攻撃性があり、人を傷つける特性のある犬を含まない。例:チベタン・マスティフ、ブルドッグ) | 各1つのコンテナにつき | ≦8KG | 3900 | 600 | 動物の重量、コンテナ、携帯する食物の総重量を含む | ||
8KG<W≦23KG | 5200 | 800 | ||||||
23KG<W≦32KG | 7800 | 1200 | ||||||
注 |
1.国内線運送の場合、一個の特殊手荷物の重量は45KGを超えてはならない。国際線の場合、一個の特殊手荷物の重量は上記の表にを参照し制限、重量が32KG以上45KG以内の特殊手荷物は到着地空港と関係する運送人の規程に順じなければならない。上記の重量制限を超える特殊手荷物は、必ず貨物として運送すること。 2.すべての線路において、小動物の重要、コンテナ、携帯する食品の総重量は32kgを超えてはならない、超える場合は必ず貨物として運送する必こと。 |